ネット社会における様々な出来事、またインターネットに関する一般の方々からの質問にお答えした記事などを編集して掲載しています。会員以外の方も浅間メディア・サロン質問箱を通じて自由に投稿ください。
マスコミュニケーションの場合には、いくつかの経験をへて、新聞社や放送局など情報発信者は「デマ」についての強力なチェック方法を備えるなど、長年かかってこれらを解決してきています。
通信ネットワークにおいても強力な手段を初めて手にしたとき、例えばコンピュータウイルスのように、一部の人間が、ある時は興味本位に、ある時はその威力や能力を試すために、長年かかって築いてきた日常生活での人間関係や経済活動の枠組みを無視する使い方をして自己満足に陥る、
ということはありがちなことに思います。それがどんな影響をもたらすかの予測はほとんど本人にもできないままに。
順調な発達を遂げるためには、情報発信する者が自ら作ったルールで己を律することでしか最終的な解決は無いように考えられます。米国ではこのような考え方が主流です。(以上 松原邦彦 1999.更新)